会社が育つ、
土と水を
つくりましょう。
- 土×水×風×光を、成長力に。
- 土⇒理念とビジョンを開発する。
水⇒ブランドと優位戦略を定める。
風⇒活力ある社風を論理的にマネジメントする。
光⇒速くひびくPR表現をつくる。
そして、すべてを連動させる。
社長、90%ムダです。
こんなブランド投資。
- 投資損です。
- 薄弱なイメージブランディング。
理念と分断され、戦略もモヤモヤ、根拠もあいまい。
- 逆効果です。
- 力学のないブランディング。
社員の継続的な組織運動につながらない。
- 成長も活力もなし。
- 管理型統治より、人育て型統治でいくぞ!
が浸透しないインナーコミュニケーション。
- 組織力が低下します。
- バラバラのCI。
理念・戦略・個々のタスク・採用育成に統合感なし。
- 意味がありません。
- 自慰型、自己満足型の経営理念。
顧客と社会の価値も、優位戦略も、競争力の高め方も不明。
- 妥協人材ばかり。
- ノンポリの採用育成。
会社の方向と未来像を支える有能人材を見抜けない。
まず、「課題解決」、という言葉を疑ってください。ブランド戦略の話なのにいきなり話が横道にそれている、と思うかもしれませんが、ブランドづくりにつながる話なので、少しガマンして聞いてください。
なぜ「課題解決」という言葉がだめか?それは、「課題解決」は「不足や欠点、弱みの克服」を想起させるからです。たとえば、もともと足が遅い野球選手が、走力を鍛えたところで、
俊足という才能に恵まれた選手に勝てますか?ほぼ敗けます。ブランド戦略=勝つ戦略、でなければならないのに、課題解決という発想ではそこにたどりつけないということです。
つまり、ブランド戦略の基軸は、課題解決ではなく、「長所伸展」なのです。なんだ、そんなの当り前じゃないか。そう思いましたね。ところが「長所の発見」とは、かなり難しい分析・定着作業なのです。本当の「発見」とは、「なんとなく気づいている状態」のことではありません。「なんとなくわかる」とは、「はっきりとわかっていない」という状態に他ならないからです。
「長所=自社の強みの発見」とは、自社の長所=強みをくっきりと明らかに言語化・分類項目化・優先順位化・戦略化し、組織全体がはっきりと意識化している状態のことを指します。
商品サービスの優位性や独自性、商品開発へのこだわりとストーリー、顧客価値の高さ、社会ビジョン志向性、セールス&サポートの付加価値、重ねてきた実績と信頼、仕事へのマインド、顧客に向き合うスタンス、精神カルチャー面などなど。現状の「長所=強み」、そして未来の「長所=強み」の萌芽を、あらゆる側面から掘り起こし、言語化・意識化する。
これらは難題だからこそ、ハッテンボールの存在意義はあります。
「長所=強み」を伸ばすための方向性を、経営陣の憲法として定めたもの。これを、「経営理念」と呼びます。
「経営理念」を実現するための現実的な事業展開プランを、「戦略」と呼びます。
「経営理念」を現場へとブレイクダウンして、社員の約束事(タスク・スキル)として具体的に定めたもの。これが、各自の「仕事計画・目標」になり、「自己育成目標」になり、「行動基準」になります。
そしてこれらを実現できる人材のペルソナ・能力・志向性を明確にイメージし、「こんな人物」と定義してこそ、「明確な人材採用要件」は生まれます。「最適な人材・組織育成策」も生まれます。
つまり「長所=強み」を明瞭に言語化することは、Webや紙メディアを使った「企業&サービスのPR」に有効なだけではなく、健全で成長力にあふれた企業育成そのものの根幹だと言えます。
ブランディングは、ING。すなわち、進行形で企業を育て、顧客基盤を育てていく「組織運動」に他なりません。
成長期にある企業、あるいはそれなりに社歴がある企業であれば、そこには必ず御社を選ぶべくして選んでいる顧客がいます。その顧客が御社を選んでいる幾つかの理由。そこにこそ、御社の長所=強みのコア、があります。コアを意識化すれば、より大きく多彩に育てられます。
まずは、過去・現在・そして未来ビジョンの綿密な取材分析から、ブランディングを始めませんか。