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やった!ヒルズでバーチャル映像が撮れるぞ!

突然ですが、ヒルズ族という言葉があります。いや、ありました、という言葉の方が正確でしょうか。死語というか、最近あまり聞かないので。

僕には、「ヒルズ族になりたいなあ」なんて甘い夢を見ていた時期がありました。ほんのちょっとの時期です。新卒就活のはじめのころ。「この業界で働きたい」「この会社で働きたい」みたいな明確な気持ちがなかったので、なんだかカッコ良さそう、お金持ってそうというだけでヒルズ族になりたいなあと。

ヒルズ族というのは六本木ヒルズのマンション部分に住んでいる人、あるいは入居企業の主のことをいうらしいので、新卒の就活生が普通に会社に入ったってヒルズ族になんかなれないのですが、まあヒルズと名のつく森ビルの何かしらのビルにオフィスを構えた会社に勤められればヒルズ族ということでいいでしょと。

それで例えば虎ノ門ヒルズにある会社など、いちおう選考まで受けました。受けたはいいものの、横並びの同級生たちのあまりのレベルの高さと、人事が説明してくれた福利厚生がホワイトすぎて「逆に仕事がしんどいのでは?」と変に勘ぐったりして結局ヒルズの会社には行かないで、いろいろあって今の会社にいます。

埼玉生まれ埼玉育ちの僕ですが、大学生の頃はヒルズにそれなりに馴染みがありました(自称)。ヒルズで行われるブックフェアに出版社インターンの立場で出店したり、ヒルズ近くの大学のゼミに通ってヒルズに寄ったり、ヒルズに傘を忘れたり。たぶん、大学のキャンパスとは別の、洗練された大人の世界が、僕が知る数少ない社会の姿のひとつであり、憧れであり、うーん。とにかくちょっとした縁があって、ヒルズで働きたいなあなんて。

目的のフロアごとにエレベーターが違ったり、社員証をピッとタッチしないとエントランスを抜けられなかったり。なんかそういうの、仕事してる〜って感じでいいなあって思ってました。

今の会社では、そういう大企業のオフィスみたいな世界とは程遠いのですが。オフィス近くのエスニックの変わった飲食店を楽しめたり、ただ一室のオフィスでベンチャーマインドを高めたりと、これはこれでいい。けど。

ヒルズに行きたい!

と思ってたら、ヒルズにある企業さんとのお仕事をいただけました。

六本木一丁目はアークヒルズに入居のテレビ朝日映像さんです。

しかも新事業の認知集客まわりという責任重大なお役目です。その新事業というのが、スタジオレンタル事業。なんとテレビ番組も撮っているようなテレビ朝日映像さんの自社スタジオを、外部の方でもレンタルできます。おー、テレビの世界を覗ける! しかも最新鋭のバーチャルスタジオらしい。これはテンション上がります。

手始めにできあがったホームページがこちらです。サイトから無料で体験会が予約できるようにしました。つまり、みなさん、ヒルズに行けますよ!

僕はコロナ禍のリモートワークでまだ行けてないのですが。ああ、ヒルズ族への道、いかに。

(いちおうスタジオ特徴を補足しておくと、都内でアクセスのよいレンタルスタジオは少なく、六本木一丁目すぐのアークヒルズでスタジオレンタルできるということが業界の常識を覆す新サービスなのです!)

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