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中小零細企業ハッテンボール。Wantedlyで人材獲得に成功!

人が採れない・・・。さあ、どうする?

私たちは、いわゆるクライアントワークを主とするクリエイティブ&コンサルタンクです。「売上をV字回復させたい」や「離職率を低くしたい」といった企業課題や経営課題をお伺いするところから、お付き合いがはじまります。

コピーライティングやデザインの力で、お客様の企業課題や経営課題の解決を目指すハッテンボールですが、私たち自身もひとつの企業体。当然、企業課題や経営課題に直面します。

そういった「自社で起こった課題を解決するために実践してみたこと」が「お客様への提案に役立った」ということがよくあります。

そのひとつが「Wantedlyを用いての採用活動」でした。

2019年2月〜2019年9月の8ヶ月Wantedlyを運用し、新しい仲間を2名採用することができました!

 ●2019年7月入社の小池が、入社の経緯を語っている記事はこちらから

 ●2019年9月入社の北が、「Wantedlyでライターになれた!」という記事も面白いので、ぜひ

(左・小池くん、右・北くん)

中小企業の多くが採用を行う場合、「採用媒体への広告出稿」と「人材紹介サービス」を併用していると思います。当社も3年前まではそうでした。

ただ、当社においては、広告出稿や人材紹介サービスとの相性があまりよくないように感じられ、思い切ってWantedly一本に絞ることにしたのです。理由は以下の2点から。

(1)「短期間で今すぐ人がほしい!」というよりも、中長期的に相性のいい人と出会いたい。

(2)求める条件(スキルや実績というよりも志向性)が厳しく、そのせいか、人材紹介会社からの紹介は年間で1、2名もっとたくさんの人と出会いたい。

当時、ハッテンボールの社員は6名。たった1人の小さな採用活動に、大きなコストとリスクが伴う。「入社してみたけれど、やっぱり違う!」では困る。時間はかかりますが、ローコストで相性のいい人と出会うには、採用手法を変えるしかなかったのです。

中小零細企業の採用活動は、長期戦。3〜4ヶ月かけて関係構築を。

よく「採用は恋愛と似ている」といわれます。

中小零細企業の採用においても、恋愛の論理が役立ちますが、中小零細企業は無名であることがほとんど。さらにいえば、風土や社員の雰囲気はもとより、「何をやっているのか?」といった事業内容さえ知られていない可能性も。勝負する土俵にすら立てていないのです。

求職者が、企業を探す段階ではじめて自社の存在を知り、初回の入社試験日までの間に企業研究を進め、複数回の面接を通して会社を理解する。こんなに短かい期間では、相性が合うかどうかジャッジするのは至難の技。不可能に近いですよね!そう、長期戦に持ち込むしかありません。

相性の不一致を回避するためにも、「入社する前に、自社のことを深く知ってもらうこと」が大切なんです。求職者との関係構築を、抜本から変えることにしました。

そこで、こう考えました。

(1)まず、ハッテンボールという会社を知ってもらう

(2)なんとなく気になる存在として注目してもらう

(3)すこしずつ、好きになってもらう

(4)その結果、求人に応募してもらう

という工程を、3〜4ヶ月かけて行うことにしたのです。

うまくハマったのが、Wantedlyというサービスでした。Wantedlyは企業のミッションやビジョンといった「考え方」で、企業と求職者がつながるプラットフォーム。出稿期間は、最短で半年から。フォーマット自体が「なにをやっているのか」「なぜやるのか」といった企業独自の考えを発信する形式となっており、フォーマットに沿って書き進めるにつれて、自ずと自社の特長を整理することができます。

Wantedlyのユーザーは、短期間で転職を成功させようとする人よりも、中長期的に「自分と相性の良さそうな会社」を探している人ばかり。急いでいない。焦っていない。ゆったりとした時間軸がハッテンボールのニーズとハマりました。(もちろん中には短期間での転職を望んでいる方もいらっしゃいますのであしからず!)

「中小零細企業の採用活動は長期戦なんだ。求職者と中長期的な関係を築くところから始めるんだ」という前提から、Wantedlyを選ぶに至りました。

重要なのは、自社の特長を正しく整理し、魅力的に発信できるか。

8ヶ月間Wantedlyを運用し、143名の方がエントリーボタンを押してくれました。募集記事のPV数は4,069。まずまずの数値だと納得しています。

なぜ、採用成功に至ったのか。理由のひとつが、「自社の特長を正しく整理して、ほしい人材(ターゲット)に届くよう魅力的に発信できたから」だと思います。

当たり前といえば当たり前。ハッテンボールはクライアントの「採用戦略立案」や「募集広告の作成」のお手伝いをしていますから、募集記事の作成は、朝めし前なんです。以下のポイントを押さえて発信しました。

●ほしい人物像(ターゲット)を明確にし、募集記事のなかでしっかりと言及

●相性のいいターゲットだけに響くよう、自社の特長・魅力を厳しめに表現

●社員旅行や飲み会の話、お母さん社員の話、私たちの顔写真などで、会社の雰囲気を表現

募集記事の書き方ひとつで、注目してくれる人材の層や志向性が変わります。実際の運用経験と募集記事作成の技術が買われ、現在では、お客様3社のWantedly運用をお手伝いさせていただいています。

Wantedly運用には、実は小ワザが必要。

実際に自分で運用してみて、「募集記事の書き方」以外でも、コツがあると感じています。小ワザとでもいいますか。

その辺についてくわしく知りたい!という方はぜひ、「ハッテンmeet」という無料相談にお問い合わせください。オンラインでも、オフラインでも、お気軽に。Wantedlyの運用で私が直面した「失敗談」もお話します(笑)。

 

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