ブランディング
人となりを文字に表すのもコピーライターの仕事である
コピーライターと一言にいっても、色々な仕事があります。
例えば、CMやポスターなどのキャッチコピー、経営理念やコーポレートサイト、採用サイトのコピーを書くのもコピーライターの仕事。
まとめると、「企業や商品の魅力を伝えるための文章」を書く人がコピーライターの主な仕事だと思います。
もちろん、コピーライターの仕事はそれだけではありません。企業や商品だけでなく、「人の魅力を伝えるための文章」を書くこともあります。
今回は、そんな「人の魅力」を伝えるために制作した、弁護士の個人紹介ページ事例をご紹介したいと思います。
「どんな相談も、まず話を聞くことから始まる」
そんな素敵なスタンスをコピーに。
九段下にある、九段坂総合法律事務所に所属する白井弁護士。
白井弁護士から頂いた相談は、「自己紹介できる個人のwebページを作りたい」という相談でした。
人によっては、弁護士に相談するというのは凄くハードルが高く感じてしまうもの。特に、個人で相談される方はなおさらのことです。
そういった方々にも、親しみやすく安心できるような自己紹介ページにしたい。そんな思いで作ったコピーを作りました。
白井さんの大事にしているスタンスは「どんな相談も、まず話を聞くことから」。どんな相談や事件も、必ずその人自身の酌むべき事情がある。そんなお話をされていました。
僕が取材していて、いつか自分も何かあったら白井さんに相談したいと思ってしまうほど素敵な人柄でした。
その人のポリシーを余すことなく、伝えきる
白井さんは、「まず話を聞く」うえで雑談の時間を非常に大切にされていました。
雑談を重ねることで、その人の人間性を深く知り、弁護のヒントを得られるからだそうです。
お話を深く聞くあまり、打ち合わせ時間が伸びてしまうこともしばしば。
そんなお話もポリシーとしてコピーに入れさせて頂きました。
もちろん、白井さんが大事にされているポリシーは他にもありました。
できるだけ専門用語は使わず、わかりやすく説明すること。
そして、同じ目線に立つということ。
他にも、感情移入しすぎず、客観的な見方も大切にしているというお話など。
その人の魅力を、パーソナリティとともに伝えることで、ぐっと親しみが湧きやすくなる。
こういった士業の方以外にも、コーポレートサイトや採用サイトの制作で、人物紹介・社員紹介のコピーを書く機会は非常に多いです。
その際に、大事になってくるのは取材です。
その人の魅力を余すことなく伝えるためには、その人の魅力を余すことなく取材する力が必要になります。「コピーを書く力=取材力」ということもコピーライターの間ではしばし言われますが、本当にその通りですね。
昨今、SNSをはじめとしたインターネットで自己発信をされる方が増えてきています。
そういった方々のために、コピーライターが自己紹介コピーを書くサービスがあってもいいかななんて思う時もあります。
業態媒体問わず、自分のコピーが欲しいという方がもしいらっしゃいましたら、御用命お待ちしております。