ブランディング
「何を伝えるか?」決まったら、「どう伝えるか?」考える。
「SUKI SUMI(スキスミ)」という墨田区のローカルメディアがあります。
そのなかのコンテンツのひとつ、
「Web SUMI SUMI」のコピーを、担当しています。
「すき」があつまる。すみだのローカルメディア。「SUKI SUMI」
すみだを住みこなすための知恵をお届けするコンテンツなのですが、
行政サービスや施設の「概要」をただ語っても、
誰も読んではくれないし、
その魅力は伝わらきらないだろうなあ、と考えました。
そもそも、「概要」ってぜんぜん頭に入ってきませんよね?
取扱説明書とか、私はとても苦手です。
もっと、イメージが湧いて、自分ごとになる形で伝えたい。
そこで、
■どんな体験ができるのか?
■なぜ、そのサービスを利用しようと思ったのか?
■どんなメリットを享受しているのか?
ユーザーのみなさんのリアルな声を取材して、
「レポート記事風」に発信しようと考えました。
取材チームは、朝から現場へ赴き、
ユーザーのみなさんの1日に密着しながら、
じっくりお話を聞いてきました。
「レポート記事」のコピー内容はこちら。
vol01.
vol02.
いかがですか?
「レポート記事」にするだけで、
テンポよく読んでもらえたのではないでしょうか?
とにかく楽しさが伝わって、
「今週末、ちょっと出かけてみようかな!」
と、読者の背中を押せるコピーを心がけました。
「何を伝えるか?」というコンセプトが決まったら、
「どんな形で伝えるか?」という形式を工夫する必要があります。
スマホ全盛期の今、
電車の中で、仕事の休憩時間に、家事のスキマ時間に、
おもしろがって読んでもらえるコピー形式を、
追求していかなければなりませんね。
ちなみに、
コピー中で紹介している
墨田区の「おもちゃサロン」と「子育てひろば」は、
区民に限らず、どなたでも無料で利用できますよ。
(ただし、年齢制限はご確認ください)
詳しくは、各施設の紹介ページをのぞいてみてください。
*
「自社商品」や「自社サービス」のレポート記事を展開したい方。
ぜひ、ユーザーのみなさんに、取材してみてください。
「密着取材」だけでなく、「ユーザーの座談会」なんかも有効ですよ。